ウワサの保護者会を観た〜不登校 発達障害〜
今日テレビをぼんやり観てたら
Eテレ「ウワサの保護者会」
をやってた。
東京世田谷区にある中学校の特集で、この中学の校長先生が約10年前に赴任して改革をし続けて今特色のある学校になっているそう。
まず校則やルールは一切ない!
授業中スマホをいじっていても注意されず、席を立っても注意されず時間を守らなくても注意されず…
この学校にはやってはいけない事は何もない。
生徒は最初こそ色々やらかすけれど全く注意されないのが分かると、次第に落ち着いてきて自分で考え行動する様になるという。
中には狭い場所や大人数が苦手な生徒もいてそういう生徒は廊下でそれぞれやりたい事や好きな事を思い思いにやってる。
絵を書いたりパソコンでプログラミングをしたり数学の問題を解いていたり…
それを先生はもちろん生徒たちも誰も咎めることもないし気にすることもない。
中には校長先生から借りた一眼レフのカメラを首から下げひたすらポートレートを撮る生徒もいる。
ある生徒は
「今までの学校は辛くて苦しくて行けなかったけど、ここは楽しい。みんな優しいから」
私は番組を観ながら泣けてきた。
息子がこの学校に行っていたら、発達障害による二次障害に苦しむ事は無かったのではないか。
自分はダメな人間と悲観することもなく楽しく学校生活を送れたのではないか。
廊下で好きな勉強を好きなだけやっていたのではないか。
と、考えてもしょうがない事を久し振りに思って涙が出た。
最後に、インタビュアーが
「生徒たちが今のようにいつなるか不安になりませんでしたか?」
という問いに校長先生は
「大人が待てれば、待つことができればまったく問題ないです」
今まで息子に対してなるべく先回りせず、息子の様子を見ながらここまで来た。
自分のやっている事は果たして合っているのかと自問自答しながら今まできたが、今日ほんの少し自信が持てた。